フクシネマスペシャル『つむぐもの』上映&トーク

おはようございます。フクシノワ髙木です。2018年、今年はじめのフクシノワのイベントを1/7 いわきPITにて開催しました。『フクシネマスペシャル』上映&トークショウ。普段は小さな会場で少人数で集まり、”フクシ目線"で映画を観て、みんなでお話しする小さなイベントの『フクシネマ』。今回は、いわき潮目劇場カルチャーショックプログラムとして、スペシャル版での開催となりました。


上映作品は『つむぐもの』(犬童一利監督 2016)。介護が必要になってしまった頑固な和紙職人と、ワーキングホリデーで日本にやってきた韓国の女子とが、介護を通じて心と心を紡ぎ合わせていくというストーリー。介護士の苦悩や現場の問題も描かれている話題の介護映画です。


今回のイベントでは、監督の犬童一利さんをゲストに迎え、上映後に第2部としてスペシャルトークショウを行いました。テーマは「フクシと表現」。アールブリュットを軸に企画・展示を行っているはじまりの美術館(猪苗代)の館長である岡部兼芳さん、福島県立博物館の主任学芸員である小林めぐみさんにもお越しいただき、スペシャルなトークセッションが繰り広げられました。


映画も素晴らしく、トークセッションもすんごく内容がよく、イベント終了後にたくさんの方々から「素晴らしいイベントでした!」「超良かった!」という嬉しいお声をいただきました。いや、ほんとめっちゃよかった。。。


左から フクシノワ早坂さん、はじまりの美術館 岡部館長、犬童監督、県立博物館 小林さん(写真提供:橋本栄子さん)


トークセッションでは、ハッとする言葉や新たな視点、気づきなどがぽんぽんと出てきて、思わずなるほどと唸ってしまいました。話の中で、「『福祉』というコトバには世間的にネガティブだったりマイナスのイメージが付いていることがよくあるけど、辞書で『福祉』を引いてみると、福も祉もどちらも幸せを意味する言葉なんですよね。」と岡部館長。さらに「普(ふ)段の 暮(く)らしの 幸(し)せ。で福祉。」とパンチラインが飛び出します。そして、犬童監督が取材で様々な介護福祉士と出会った中で、ある介護福祉士が自分たちの仕事について話してくれた言葉がすごく印象的だったと紹介してくれました。それは「自分たちの仕事は、利用者さんの夢を叶えてあげられる究極の仕事なんだ」と。めっちゃかっこいい。そしてそういうヘルパーさんに介護してもらいたいなと思いました。


小林さんのトークの引き出し方がすごくスムーズで素敵だったので、トークセッションは円滑でいてとてもナチュラルに進みました。今回1時間だったので、話し足りない感じもあったと思いますが、また何か機会をもうけたいなと思っております。


また、犬童監督は他にも介護をテーマにした映画を撮っています。『JUST GO ON』というドキュメンタリーで、福島県内の3つの施設の職員さんにカメラを向けています。犬童監督いわく、「大震災当時を乗り越えた福島のヘルパーさんたちは、世界的に見てもすごい経験をしている。まるで超サイヤ人。その当時の体験談や思いなどを作品化して世界に伝えたい」。アツい! そしてなんと奇遇なことに、去年フクシノワとオナハマリリックパンチライン(高木が首謀者のラッププロジェクト)のコラボ企画で生まれた『フクシラップ大作戦』という楽曲に参加してくれた介護福祉士ラップ侍 TAWA a.k.a.殿 こと髙橋さんが密着されているという! なんという偶然! 『JUST GO ON』、フクシネマで上映実現させたいと思いますので、その時も是非皆様お越しください!

余談ですが、楽屋で犬童監督と雑談していてHIP HOPの話で盛り上がりました。なんと、犬童監督、R-指定&DJ松永のユニット、Creepy Nuts/教祖誕生のMVを監督されてますので、HIP HOP好きは是非チェック!


最後に。足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。ゲストの皆様、ありがとうございました。いわきPITの皆様、潮目劇場関係者の皆様、関わっていただいた皆様。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。


さらに最後に、犬童監督の作品のリンクを貼ってお別れしたいと思います。




つむぐもの 予告編

JUST GO ON 予告編

こちらは犬童監督による5分間のショートムービー。『Beyond the memory』本編

認知症の父とその娘の物語です。

犬童監督最新作

『きらきら眼鏡』

金井浩人 池脇千鶴 安藤政信

フクシノワ

「フクシノワ」は老若男女を問わず、福祉に興味のある方、福祉に関わる方全ての人が、語りや学びを通して”フクシ”の楽しさを発見できる交流の場を目指します。

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